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尿路結石症

尿路結石症外来のご案内

「突然、腰や背中に激痛が走った」 「血尿が出て不安になった」 「健康診断で尿路結石の疑いがあると指摘された」

尿路結石は、ある日突然、激しい痛みとともに襲ってくることが多い病気です。当院の「尿路結石症外来」では、痛みの迅速な緩和から、正確な診断、そして一人ひとりに合わせた治療・再発予防までトータルにサポートいたします。

尿路結石症とは?

尿に含まれるカルシウムやシュウ酸などの成分が結晶化し、尿の通り道(腎臓、尿管、膀胱、尿道)で石のように固まってしまう病気です。 結石がある場所によって、以下のように分類されます。

  • 腎結石: 腎臓の中にある結石。この段階では無症状のことも多いです。

  • 尿管結石: 腎臓から膀胱へ向かう細い管に詰まった結石。激しい腰背部痛や腹痛を引き起こします。

  • 膀胱結石・尿道結石: 膀胱や尿道に留まる結石。頻尿や排尿時の痛み、残尿感の原因になります。

主な症状チェックリスト

以下のような症状がある方は、お早めにご相談ください。

  • 片側の腰、背中、脇腹が突然激しく痛む

  • 下腹部や足の付け根(鼠径部)に痛みが広がる

  • 尿に血が混じる(血尿)

  • 尿が近い、尿が出にくい、残尿感がある

  • 吐き気や嘔吐を伴う痛みが痛む

⚠️ ご注意ください 激しい痛みに加えて「高熱」が出ている場合は、結石によって尿の流れが滞り、細菌感染(腎盂腎炎など)を起こしている可能性があります。重症化すると危険なため、至急受診してください。

当院の検査と診断

尿路結石が疑われる場合、まずは結石の有無や位置、大きさを正確に把握するための検査を行います。

  1. 尿検査: 血尿の有無や、感染(白血球の増加)がないかを調べます。

  2. 超音波(エコー)検査: 体に負担をかけずに、腎臓の腫れ(水腎症)や結石の位置を確認します。

  3. X線(レントゲン)検査・CT検査: 結石の正確な大きさ、位置、硬さを確認し、最適な治療方針を決定します。

尿路結石の治療方法

結石の大きさや位置、症状の強さに応じて、最適な治療法をご提案します。

結石の大きさ 主な治療方針 内容

小さな結石


(目安: 5mm未満)

自然排石(保存療法) 水分を多く摂取し、お薬(排石促進剤や鎮痛剤)を服用しながら、自然に尿と一緒に排出されるのを待ちます。

大きな結石


(目安: 10mm以上)

積極的治療


(体外衝撃波や手術)

自然に排出される可能性が低いため、結石を細かく砕いて出す治療(ESWLやレーザー手術など)を検討します。※必要に応じて専門医療機関と連携・ご紹介いたします。

尿路結石は「再発しやすい病気」です

尿路結石は、5年以内に約50%の人が再発すると言われているほど、再発率が高い病気です。当院では、治療して終わりではなく、日常生活でできる再発予防のアドバイスにも力を入れています。

今日からできる再発予防のポイント

  • 十分な水分補給: 1日2リットル以上の水分(水や麦茶など)を目安に摂取し、尿を薄めます。

  • バランスの良い食事: 塩分や脂質の摂りすぎを控え、結石の原因となる「シュウ酸(ほうれん草、お茶、チョコレートなどに多く含まれる)」の過剰摂取に注意します。

  • カルシウムを適度に摂る: カルシウムは腸の中でシュウ酸と結合し、便として排出してくれるため、結石の予防に有効です。

外来受診をご希望の方へ

尿路結石の痛みは我慢できるものではありません。「おかしいな」と思ったら、決して無理をせず当院にご相談ください。受診の際は、以下の点にご協力をお願いいたします。

  • 水分を摂りすぎずにご来院ください: 正確な尿検査やエコー検査を行うため、ご来院直前の過度な排尿はお控えいただくとスムーズです(ただし、激痛がある場合は無理をせず水分を摂って構いません)。

  • 健診の結石の指摘で受診される方は、健診結果の用紙をお持ちください。

当院では、患者さんの痛みに寄り添い、丁寧で迅速な診療を心がけています。どうぞ安心してご来院ください。

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