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鼠径ヘルニアについて

身近な外科疾患である脱腸(そけいヘルニア)について

そけいヘルニアは、人口の高齢化に伴い成人にも非常に多くなっている病気です(本邦では年間16万人の方が手術をうけています)。そけいヘルニアは薬を飲んで改善することはなく、成人では、自然になおることはありせん。そけいヘルニアでお悩みの方やそけいヘルニアかな?と思われた方は悩まずにできるだけ早く診察を受けてください。

そけいヘルニアは、太ももの付け根(そけい部)からおなかの臓器が脱出して膨らむ病気です(図1)。

 

そけい部ヘルニアは、下腹壁動静脈の外側から脱出する外そけいヘルニアと内側から脱出する内そけいヘルニア、足の方に脱出する大腿ヘルニアと分類されます。

そけい部ヘルニアの治療は、手術のみです。

最初の症状は、ぼうりゅう(膨隆)です。疼痛が出るようになるとかんとん(嵌頓)と言われ、脱出口に腸管がしめつけられている状態で、整復・還納・(緊急)手術が必要になります。

 

そけい部ヘルニアの手術術式:

  1. そけい部切開法
  2. 腹腔鏡手術

適応は、クリニック・病院で異なります。

当院では、そけい部切開法 または ハイブリッド手術 となります。

成人の脱腸(そけいヘルニア)と当院での治療

成人のそけいヘルニアは加齢とともにそけい部の組織が弱くなり、弱くなった部分から腹膜の一部が袋状に脱出し、そけい部の皮膚が腫れ上がる病気です。治療は弱くなった組織を人工物(ポリプロピレン製メッシュ)を使って補強します。当院では、全身麻酔、局所麻酔あるいは腰椎麻酔などで、日帰り手術を行い、早期に日常生活ができるようにしています。

 

そけい部ヘルニアの術後合併症:

  1. 水腫・粘液腫
  2. 血腫
  3. 感染
  4. 腸管の癒着・穿孔
  5. 膀胱損傷
  6. 慢性疼痛
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