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2020年6月 ダイエット vol.5

こんにちは、いぬいクリニックリハビリ科です。

緊急事態宣言も明け、近畿ではコロナウイルスも少し落ち着いて来たのではないでしょうか。皆様自宅待機が続き、身体に変化が出てきているのでは…?

そんなこともあろうかと、今回は「ダイエット」について少しまとめてみました(´∀`*)ウフフ

 

1.「肥満」とは?

肥満とは身体に貯蔵される脂肪組織の量が異常に増加した状態です。現代人の肥満は、摂取エネルギーの過剰というより、運動不足によるものであることが指摘されています。

 

★肥満が身体に良くないことは皆様もご存知だとおもいます。現代人は食べすぎより運動不足が原因と言われているのですね!!

また、食事制限は過体重(BMI値)を下げる効果はあっても、脂肪を防ぐ(体脂肪率を減らす)効果は少ない。一方で運動は、双方を防ぐ効果が高いためダイエットには運動が推奨されています。                       

 

2.運動療法(運動)の基礎知識

有酸素運動―持久力で有酸素系エネルギーが主となるもの。(ランニング・ウォーキング等)

無酸素運動―パワーや瞬発力で無酸素系エネルギーが主となるもの。(腕立て伏せ・腹筋等)

 

①運動によって筋肉が収縮し、その筋肉ではインスリンの存在下でブドウ糖が燃焼し、大量のエネルギーが消費されます。これにより、肥満症の予防や減量の効果がみられます。ただし、適度な食事制限が必要です。

②高い強度のレベルの運動を行った場合、インスリン拮抗ホルモンの分泌増加がみられ、血糖値が上昇し、糖代謝的にマイナスとなることもあります。

③中等度以下の運動では、筋肉のエネルギー源として、糖質・遊離脂肪酸が有効的に利用されます。

この事により、メタボリックシンドロームには乳酸性閾値のレベル以下(中等度以下の運動)50%〜60%程度の負荷量が良いです。

★難しいことが、書いてあるとは思いますが簡単に説明させて頂くとダイエットには50%〜60%の強度で有酸素運動を行うことが推奨されているとのことです。強度な運動を行うからといって脂肪が多く燃焼されることはありません。また、1番大事なことが「継続すること」です。なので、無理のない範囲で景色や会話を楽しみながらウォーキングやランニングを行い、いつまでも健康な身体でいましょう\(^o^)/  

 

参考文献

「運動と肥満の関係」

「脂質消費量に及ぼす運動負荷強度の影響」

「運動療法の要点」

 

 

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