2020年8月 熱中症ブログ vol.7
こんにちは!梅雨も去りましたね。今年は長かったですが台風がきませんでした。一方で、気温が30°を越すこともあるので水分補給はしっかりと!
前回に引き続き、熱中症について熱く語っていきます!
熱中症シリーズ②〜熱中症になったらどうするの〜
熱中症は症状によって分類わけがされていましたが、実は重症度によっても段階分けができます。私達が対応できるのはどこまでの範囲なのかも一緒にみていきましょう。
私達が自分で対応できるのはⅠ度までと覚えていただけると幸いです。Ⅰ度において意識があり、水分が自力で摂取できる場合の具体的な対応としては以下のような方法があります。
・涼しい環境に移動する
風通しの良い日陰や、クーラーが効いている室内に移動します。遠慮せず周りの人にも協力してもらいましょう。アピールも大切です。
・脱衣と冷却
可能な範囲で上着や帽子をとります。太い血管の流れている首やわきの下、太ももの付け根を冷やしましょう。直接水をかけたり、氷も有効です。しっかり冷やしましょう。
・水分と塩分を補給する
塩分も摂取出来るOS-1やスポーツ飲料などがおすすめですが、冷水でもOKです。
ただし、吐き気や嘔吐の症状がある場合、胃の動きが悪くなっている可能性があります。
経口摂取の際はゼリーなど吸収しやすい状態のものが望ましいです。
また、熱中症らしき方を発見した場合は
①意識の有無②水分は自分で摂取可能かを確認の後、場合によっては救急車を呼びましょう。※意識がある場合は前述の対応を!対応によって症状が改善しない場合も、医療機関に連絡しましょう。熱中症のガイドライン2020もぜひご参照ください。