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熱中症2

[2018.07.11]

暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)とは、単なる気温ではなく、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。暑さ指数は、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標 です(参照:環境省HP )。暑さ指数は、普段の生活とジョギングなどの運動で危険性を分類しています。

アメリカでも、ニューディール政策で作られたフーバーダム(1936年に竣工)ですでに熱中症での死者が出ていたそうです。(第4回 登山医学セミナー 京都橘大学 西本 泰久先生より)。

熱中症は、8月に多いのかと思いきや6月末くらいから急に増えて、7月中〜末くらいにピークがきて、だんだんと減っていきます。また時間帯では15−16時くらい、高齢者や体力の低い人、肥満の人、暑さに慣れていない人、熱中症を起こしたことがある人にかかりやすいと言われています。体内に熱がこもってくるのですね。

予防が大事です。水分・食塩水を摂取、すずしいところ(日陰など)、涼しい服装、日傘、帽子などの利用が大事です。体内に熱がこもらないよう工夫して見ましょう。

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