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糖尿病と運動2

[2018.05.08]

運動でのカロリー消費には、大変な労力がいることがわかりましたが、体にとって極端なカロリー抑制(ダイエット)は逆に健康を害します。
運動はそれほど効果がないかというわけではありません。
日本人は、欧米白人に比べてインスリン分泌能が少ないことが指摘されており、軽度の肥満でも肥満によるインスリン抵抗性を上回るインスリン分泌ができずに糖尿病になりやすいと言われています。
肥満して肥大化した内臓脂肪は、悪玉のアディポカインの分泌を促進します。分泌されたアディポカインは、肝臓や骨格筋でのインスリンの作用を邪魔し、また血管での血圧を上昇させ動脈硬化を促進することが言われています。食事療法や運動療法により減量し、肥大化した肥満細胞を減少させることが、糖尿病治療や予防にもっとも重要です。

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