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熱中症

[2018.06.05]

だんだん暑くなってきました。初夏というさわやかな表現なのか、梅雨というじめじめした表現なのかは気分次第ですが。

気象協会の発表では、熱中症情報は厳重警戒の場所もでていますが、奈良市では注意のレベル。紫外線は非常に強いになっています。

熱中症のうち、炎天下で長時間すごしたり運動したりで起こるのが日射病です。熱中症は、その原因と重症度によって日射病・熱痙攣・熱疲労・熱射病に分けられます。

日射病:症状としてはめまい、嘔気、嘔吐、脱力など汗はまだかいていますね。涼しいところで安静、スポーツ飲料などの水分を補給しましょう。

熱痙攣:高温多湿の環境の中で運動や作業をし、多量に汗をかいているのに、水だけをのみ電解質(塩分)を摂らない時に起きます。頭痛・めまい・嘔気・嘔吐と筋肉の痛みを伴う痙攣がおきます。食塩水摂取とれなければ点滴を考えましょう。

熱疲労:熱射病の前段階です。高温多湿の環境下での多量の発汗による脱水と電解質の喪失の状態です。血管は拡張し全体的な循環血液量が低下します(血が全身を効率よく回らなくなります)。最初は口渇・めまい・頭痛・全身倦怠感など症状がありますが、徐々に意識障害を伴うこともあります。発汗はありますが、体温は上昇します(40度を超えることはありません)。涼しいところにうつり、入院・点滴治療が考慮されます。

熱射病:熱疲労が進行して臓器障害を呈した状態です。発汗がなくなり、体温が40度を超えます。意識障害・昏睡・痙攣を来し危険です。高温多湿の環境・汗が出ない状況は非常に危険です、病院にいきましょう。そうなる前に避難し、水分をとるようにしましょう。

子供・高齢者・スポーツをする人、屋外で働く人、火など高温なものを使う人 気をつけましょう。

室内でもおこります。ポイントは温度と湿度、水分摂取です。

天気予報を参考にして動きましょう。

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