排尿障害の治療
排尿障害は、何らかの原因で、排尿が困難になる病気です。
排尿障害の症状
多尿
1日の尿量が2500mlを超える。
頻尿
特に定義はありませんが、昼間の排尿回数が8回以上、また、就寝中の頻尿が2回以上のものをいいます。
尿失禁
尿を自分の意思によらず排泄してしまうこと。高齢の多産婦に多くみられます。
尿閉
膀胱の尿を排出できない状態。前立腺肥大症のある高齢男性に多くみられます。
乏尿、無尿
乏尿は1日400ml未満、無尿は1日100ml未満の状態をいいます。
残尿感
残尿あるなしにかかわらず、残っているように感じる症状です。
検査
排尿状態を評価するためには様々な検査があります。
- 検尿(尿定性・尿沈渣)
- 超音波検査
- 残尿測定
- 尿流量測定:尿流量検査の説明
- VCG:排尿時膀胱造影検査
治療
排尿障害の原因(前立腺肥大症や、糖尿病、膀胱炎など)によって、治療方法が異なりますが、原因となる疾患の治療をおこなっていくことになります。