言語聴覚療法
- 失語症
- 運動障害性構音障害
言語聴覚療法では、脳血管障害(脳梗塞や脳出血)や神経筋疾患(パーキンソン病)によるコミュニケーションの障害(言葉がなかなか出てこない・他の人が言っていることが分かりづらい・声が出にくい・呂律が回らず話しづらい)、高次脳機能障害(集中しにくい・覚えにくい・一つのことをしながら別のことを行うことが難しい)、摂食嚥下障害(食べ物や飲み物を飲み込んだときに喉に引っかかる・むせやすい・咳が出る・痰が出やすい・食事に時間がかかるようになった)などでお困りの方に対して、言語聴覚士が問題点を評価した上で、リハビリを行なっていきます。また日常生活を送る上での助言も適宜行います。
病院での生活とご自宅での退院後の生活にギャップがあり、言語聴覚機能が変化しやすい利用者様の悩みに寄り添いながら、リハビリを行なっていきます。
ご自宅に戻ってから言語機能が変化される方も多く、退院されて病状が落ち着いている分、集中して自主トレを積極的に取り組むことができます。外来リハビリ開始直後は病状やニーズが変化しやすいケースがあります。
そのため、言語機能・摂食・嚥下機能・高次脳機能の最新の評価と、利用者様のニーズを把握して、高次脳機能や発音の練習用のプリントなど、利用者様に合わせた教材を用意することが大切です。
利用者様と関係を作りながら、その都度必要なリハビリをご提案し、ご自宅での様子も踏まえてリハビリを立案していきますので、利用者様のお気持ちや生活に寄り添いながら行うことができます。
言語聴覚士