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サルコペニア

サルコペニアは、”高齢期に見られる骨格筋量の低下と筋力もしくは身体機能(歩行速度など)の低下”により定義されます(サルコペニア診療ガイドライン2017)。年齢(加齢)とともにとともに筋肉量および筋力が失われ、身体機能が低下し身体的障害、生活の質の低下、介護が必要になる、衰弱など認めます。

筋力については”握力”、身体機能については”歩行速度”の測定を行います。どちらかが低値であれば筋肉量(上腕筋面積)を測定し、低い場合「サルコペニア」の診断がなされます。

この「サルコペニア」を早期に察知し予防対策を行うことが健康寿命(日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと)を延ばす上で大切になります。

筋肉は、鍛えることで筋繊維が太くなりますが、そのためには栄養の改善も重要になります。栄養管理とリハビリで機能改善あるいは機能維持を目指します。

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