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蚊が増えてきました

[2018.06.26]

 暑い夏になってきました。夕方から夜間にかけてぷ〜んと飛んでくる蚊も増えてきました。日本で分布する蚊は、アカイエカやチカイエカ、ヒトスジシマカなどがいます。蚊を媒介してなる病気で有名なのは、マラリアですがこれはハマダラカが媒介して起こります。日本では分布しておらず海外渡航者の感染で年間30人以下です。

その他蚊が媒介する病気として最近起きたデング熱、ウエストナイル熱、日本脳炎、チクングニア熱、ジカウイルス病などあります。日本脳炎は日本人は予防接種していますが、海外からの渡航者では注意が必要です。

蚊の媒介する病気は人同士の直接感染はないため、蚊に刺されないよう予防するのが基本となります。蚊に刺されないために、長袖・長ズボンの着用・網戸・蚊帳・蚊取り線香・殺虫スプレー・忌避剤等予防対策が重要です。また環境対策としてボウフラがわかないように水たまりをできるだけ作らないことが重要になります。植物のプランターの受け皿でもボウフラが発生しますので注意が必要です。

ヒトスジシマカは、日本のほとんどの地域に見られるそうです(秋田県および岩手県以南)。ヒトスジシマカが媒介する病気では、上記のデング熱、チクングニア熱、ジカウイルス病があります(引用元:https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/dengue/tebiki.pdf)。

またアカイエカは、ウエストナイル熱を引き起こします(http://www.eiken.co.jp/modern_media/backnumber/pdf/MM1206_07.pdf)。

蚊に刺されないことが予防になります。

 

次は虫除け剤についても考えていきます。

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